寺込
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大正6年購入
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情報募集中/ 西岡又兵衛
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【飾目】
獅子噛三面
【見送り】
牡丹に唐獅子
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現地車は江戸末期〜明治初期に堺方面で新調
→大正初期阿南市福井へ
→大正6年阿南方面の個人を経て徳島県海部郡日和佐町(現美波町)寺込へ
大阪府堺市方面から最初に四国へ移送された徳島県那賀郡福井村(現阿南市福井)では大きすぎて曳行できず、すぐ日和佐町寺込へ転売されたとのこと。
当地では昭和中期(30年頃か?)まで曳行されていたが、現在は曳行休止中で祭礼時に飾付けして置きだんじりのみ。
かなり大型の堺型で、一部の彫物(付木部分)が欠損し前後輪とも馬力(荷馬車)のものと思われる鉄製車輪(外ゴマ)に改造されている以外はほぼ製作当時の状態が保たれている。
製作大工は不詳だが、彫師は見送り三枚板裏面に「堺彫又」の墨書があり、彫物の特徴から「二代目彫又」西岡又兵衛と思われる。彫物題材は全て花鳥獣統一で武者・人物は無し。
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