町　　名	画　　像	新調／購入	大工／彫師	主な彫物	備　　考
上之		平成４年新調	池内幸一／ 　野原湛水・ 　木下賢治・ 　川原和夫	【土呂幕】 源平合戦 【見送り】 千早赤坂の合戦	先代は明治37年美原町黒山より購入 室戸台風の被害で長期間曳行休止も昭和50年代に復活 →平成３年河内長野市市町西へ 先々代は明治30年代初期に和泉市唐国町へ その際上之の若衆が売却阻止のため宮前橋で座込むも唐国の若衆は担いで川を渡ったという →明治末期に解体売却し現存せず
陶器北		平成20年新調	天野三郎／ 　木下彫刻工芸	【土呂幕】 正：秀吉本陣佐久間の乱入 【見送り】 正：加藤清正の勇戦 右：韓軍大将金汝吻 左：後藤又兵衛の虎退治	この地車は平成20年9月21日新調入魂式 先代は天保６年墨江村（現住吉区浜口）新調、明治33年に大佐にて修理の記録あり →明治中期（明治37年説もあるが？）堺市陶器北へ →平成19年尼崎市塚口宮之町へ（平成19年11月3日昇魂式） 北村若頭会様より新調時の獅子噛写真ご提供頂きました！ 先々代は明治期に売却 先代地車画像は北村若頭会様提供に感謝！
たぞの 田園		明治13年新調	《住吉大佐11代》 川崎仙之助／ 　彫又一門	情報募集中	住吉大佐請取帳によると現地車は明治13年新調、 昭和43〜59年曳行休止の後昭和60年大修理して復活 平成14年にも大修理、その際の大工棟梁は大下孝治
辻之		昭和59年新調	池内福治郎／ 　中山慶春	【見送り】 大坂夏の陣	先代は明治後期に村の個人が和泉市納花より購入し寄贈 →昭和59年現地車の購入時に下取り →和泉市室堂の個人が購入し町に寄贈するも曳行は１年のみ 先々代もあり、事故により損傷解体か？
西中		平成５年新調	植山義雄／ 　木下頼定	【土呂幕】 源頼朝初陣 【見送り】 一の谷の合戦	先代は明治末期まで曳行、その後は現地車購入まで布団太鼓が中心
福町中		平成10年新調	吉野寿久／ 　松並義孝	【見送り】 大坂夏の陣	先代は明治末期に住吉方面より購入 →明治末期河南町方面へ売却
山本		昭和62(3)年新調	池内福次郎／ 　中山慶春 ・木下賢治	【見送り】 大坂夏の陣	先代は製作年不詳 →奈良方面の個人所有 →昭和５年大阪狭山市山本へ →昭和63年高石市６区（高師濱）へ
隠		平成２年新調	池内幸一／ 　野原湛水	【見送り】 大坂夏の陣	先代は大阪市住吉方面で新調 →明治20年前後に堺市片蔵へ →明治30年堺市堀上へ →昭和53年堺市津久野大東組へ →昭和59年堺市隠へ →平成２年東大阪市東鴻池へ →平成４年尼崎市松原へ 先々代は大阪狭山市狭山 →昭和40年頃堺市隠へ →昭和60年堺市桝矢の個人へ →昭和61年大阪狭山市池尻へ →同年太鼓正を経て神戸市東灘区野寄へ 三先代は昭和30年頃和泉市府中地区より購入 →昭和35年頃富田林市滝谷方面へ売却？ 四先代は昭和22-3年に神戸市灘区住吉方面より購入 →昭和30年頃までに台風で破損解体 五先代は昭和８年頃岸和田方面より購入 →老朽化に伴い昭和20年頃までに岩室の個人へ寄贈 六先代もあり、大正期購入の七先代が初代
高蔵寺		平成17年購入	堺方面の地車大工 　／彫又一門	【見送り】 武松虎退治	現地車は明治期の製作 →昭和５年岸和田市岡山大西小路より和泉市宮本町へ →平成17年堺市高蔵寺へ（平成17年4月29日購入入魂式）
鴬谷		平成13年購入	住吉大佐 　／《彫又》 西岡又兵衛	【見送り】 正：天之日予悪鳥退治 右：雄略天皇猪退治 左：素盞鳴尊八岐大蛇退治	現地車は明治１０年代大阪市粉浜新調 →年代不詳和泉市王子宮本町へ →昭和５年堺市毛穴へ →昭和58年堺市下田へ →平成13年堺市鴬谷へ（平成13年年9月9日購入入魂式）
福上		平成19年購入	木村一門？ 　／彫又一門	【見送り】 正：楚の項羽、烏騅と云う名馬を得る 右：劉邦の大蛇退治 左：鬼若丸の鯉退治	現地車は新調時の詳細は不詳だが江戸末期中百舌鳥方面で新調か？ →大正９年河内長野市三日市北部支部へ →平成19年堺市福上へ（現在は有志により運営されている） 地車見習さんの画像提供に感謝！
岩室		昭和22-3年改修	富田林の宮大工 　／彫師不詳	情報募集中	この地車は堺市隠が昭和８年頃岸和田方面より購入 →昭和20年頃までに岩室の個人へ寄贈 →昭和22-3年頃上記地車と河内長野方面の解体地車の彫物を利用し製作 →昭和55年頃の曳行を最後に曳行休止、町内にて保存中 画像提供いわねえさん（昭和末期撮影）に感謝！

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